織額とは、鶴太郎氏が自己の絵の世界を西陣織で表現したものです。いま氏の創作は絵画に止まることなく、書や陶芸、生け花など新しい表現にも向かっています。そんな中で出会った日本文化と伝統工芸の原点「織と染」。その魅力を余すところなく活かしたオリジナル作品「織額」は、絹糸で表現される伝統の色彩と一流の織ならではの立体感が豊かに活かされ、絵画には独特の美しさと迫力を感じさせる素晴らしい作品群です。今回は、氏の作品即売会として和歌山最大規模となり、飾りやすい小品から代表作まで約60作品を一堂にご紹介致します。この貴重な機会にぜひともご高覧の上ご用命くださいますようよろしくご案内申し上げます。

できあがった作品に落款を押す

  ●片岡鶴太郎プロフィール
本名・萩野繁雄。1954年、東京日暮里生まれ。幼少の頃はものマネのうまいクラスの人気者として親しまれ、高校卒業後に片岡鶴八に弟子入り。三年後に声帯模写で独立し、東宝名人会浅草演芸場に出演する。その後、テレビのバラエティ番組を足がかりに大衆の人気者となる。目下は幅広いキャラクターを演じられる役者として、ドラマ、映画、演劇に活躍中。日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、毎日映画コンクール新人賞、キネマ旬報助演男優賞、ブルーリボン助演男優賞などを受賞。1995年12月東京新宿・三越にて初の絵画展「とんぼのように」を開催。以来1996年12月には「心彩彩」、1997年「三番花」とそれぞれ個展を開催し、1998年の長野オリンピックには、テレビ朝日系の番組にスタジオ・アドバイザーとして参加した。1998年12月開催の個展「門外漢」では油彩画にも挑戦し、その盛んな創作意欲で、鶴太郎芸術の魅力を大衆の心の中に深く残している。1998年には待望の片岡鶴太郎美術館が群馬県草津に開館。1999年から織と染による新しい作品世界を創造し、その才能はさらに豊かに開花している。2000年10月、神奈川県江ノ島に2軒目の美術館がオープンし、2001年6月にパリで海外初個展。
       
     

「我れ風を切って」 西陣織額装
ED 50 35.5×63.5cm

 

 

 


「のんびりいこう」 西陣織額装
ED 100 35.5×63.5cm

「紅鱒(べにます)讃歌」 西陣織額装
ED 50 40×73cm
 

「紅梅・月の夜」 西陣織額装
ED 50 21×31cm

「鐘馗(しょうき)」 西陣織額装
ED 50 44×31cm
 

「かめ」 西陣織額装
ED 50 47×31.5cm(画面)
     
     
     
     
     

ページトップへ

copyright
お問い合せ・gallery@buffetfive.com