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シルクスクリーン 1998年
45×112cm
古今の優れた建築家たちが版画表現に取り組んできた意図が実現しなかった幻の建築の再現であれ、実現したにもかかわらず何らかの出来事でいずれは廃墟となるであろう建築を後世に残そうとするものであれ、観る者にとっては別の美的体験をもたらします。
                              今展は、制作に2年をかけ、5版〜16版で刷られたモノトーン10点連作「Tadao Ando Prints 
                              1998」と、最新作「ロンドン・テートモダン・プロジェクト」、「パリ・ピノー現代美術館」を加えた展示となり、関西では稀にみる清漣な展覧会と存じます。
                              どうかご高覧いただきますよう、ご来廊お待ち申し上げます。

                        「パリ・ピノー現代美術館」
                        シルクスクリーン
                        36×86cm
                        最新作
TADAO ANDO
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、米国、ヨーロッパ、アフリカを旅した後、1969年に安藤忠夫建築研究所を設立。日本のみならず世界各地でさまざまな規模・用途の建築作品を実現させており、日本を代表するとともに現在世界で最も注目される建築家のひとりである。その作品・設計の業績に対しては、建築界のノーベル賞とも言われる「プリツカー賞」をはじめ、国内外の建築界の主要な賞が授与され、国際的に高い評価を得ている。また、1997年からは東京大学教授を務め、若い世代の建築教育にも力を注いでいる。
                        2003年度文化功労者 受賞。

                        「光の教会」
                        シルクスクリーン
                        28.6×75.2cm

                        「住吉の長屋」
                        シルクスクリーン
                        43×69.5cm

                        「大山崎山荘II」
                        シルクスクリーン
                        55×82.5cm

                        「セビリア万博日本館」
                        シルクスクリーン
                        49×50cm

中谷紀山 「和歌山城」彩色掛幅


                                青木梅岳
                                「虎 図」
                                (水墨)掛幅

                                堀田霞岳
                                「松に霊芝図」
                                (水墨)掛幅

                                中谷紀山
                                「桜々朧月図」
                                (彩色)掛幅

                                中谷紀山
                                「牡丹に蝶図」
                                (彩色)掛幅

                        岩瀬広隆
                        「立雛図」
                        (水墨)掛幅

