「しろくまと北極」2022年 木版画 32,5×27,5cm
何故木版画でなければならないのか?
度々自問する中で答えがあるとするなら、やはり「木版画の力を借りる」ということに尽きると思います。
摺りのあと和紙をめくってみると、思いもよらない表情を生むときがあります。
制限があるからこそ、より自由な表現ができることがある。
それはいままで、自分のイメージを忠実に表現することを目標に絵を描いてきた私にとって、大きな驚きであり、また、ふと肩の力が抜けた瞬間でもありました。
柿本 俊文 略歴
- 1979 東京都生まれ 幼少期より父親の仕事で国内各地を転住。
- 2002 東京で会社員のかたわらイラストレーターとしてCDジャケット、書籍カバー、会社ロゴ等を制作。
- 2013 福岡県に移住し木版画家 深水賀秀より木版画を学ぶ。以降は木版画の作品制作を主とする。
- 2016 スペイン・カダケス・ミニプリントインターナショナル入選
第10回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ入選 - 2017 第10回高知国際版画トリエンナーレ入選
- 2014〜2016 福岡 グループ展
- 2015〜 ベルリン(ドイツ) アート作品販売
出版物
- CDジャケット どぶろっく「もしかしてだけど、アルバム」他4作品
- CDジャケット どぶろっかーず「もしかしてだけど、バンドアルバム」
- DVDジャケット どぶろっく「もしかしてだけど、ミュージックビデオ」
- 書籍カバー 「○○な女」宝島社