純粋な心の筆跡
原 勝四郎 展
清貧と孤高の洋画家 原勝四郎が亡くなって56年が経ちます。
愛し続けた紀南の自然、家族、身近な静物などを
生涯に渡って描き続け唯一無二の芸術を遺しました。
その独特な表現と生き方は今もなお高い評価を受け続けています。
近年蒐集が難しい中、今展は油彩画10点と墨彩画4点を出品致します。
この機会に是非ご高覧頂きますようご来廊お待ち申し上げます。
2/1(土)~2/16(日)
画廊ビュッフェファイヴ
海南市大野中608-11 水曜休廊
TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303
AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)
原 勝四郎 略歴
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1886年 田辺市生まれ
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1904年 田辺中学卒業~東京美術学校西洋画科予備科に入学
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1915年 熊谷守一と親交を深める
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1917年 渡仏~翌年パリの画学校に通う
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1919年 南フランス~イタリア、アルジェリアを放浪
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1921年 再びパリに戻り日本帰国/第8回二科展入選
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1929年 竹中厚子と結婚/第16回二科展出品 以降1943年まで出品を続ける
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1930年 日高昌克と交友が始まる 後に二人展を開く
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1934年 日本画(墨彩画)を描き始める
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1948年 第2回二紀展出品 以降1960年まで出品を続ける(1953年から郷里の有志により後援会発足)
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1964年 逝去
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1979年 NHK日曜美術館 藤枝静男の「私と原勝四郎」放映
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1992年 NHK日曜美術館 「潮騒の画譜・原勝四郎」 放映
主な展覧会
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和歌山県立美術館 1965年
- 京都国立美術館 1967年
- 和歌山県立近代美術館 1972年
- 梅田近代美術館 1973年
- 神奈川県立近代美術館 1973年
- 田辺市立美術館 1997年、2011年
併設
日高昌克(墨彩画) 鈴木重雄(油彩画)