2021年 新春 保田龍門/保田春彦 展
2021年新春展は、和歌山県を代表する芸術家 保田龍門と
御子息である保田春彦の展覧会を開催いたします。
表現方法は異なりながらも芸術を追求し思考や意識を高められた父子でございます。
稀少な作品をこの機会に是非ご覧いただきますようご来廊お待ち申し上げます。
2021年1/9(土)~1/24(日)
画廊ビュッフェファイヴ
海南市大野中608-11 水曜休廊
TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303
AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)
※画廊内のウイルス対策に心掛けております。
保田龍門
- 1891年(明治24年)和歌山県那賀郡龍門村大字荒見(現:紀の川市)に生まれる。
- 明治45年東京美術学校西洋画科に入学し様々な作家との交友により制作活動を広げる。
- 大正9年徳川頼貞、島村家らの援助を受け渡米。
- 翌年より欧州を巡り大家の出会いと数々の名品に触れ大きな影響を受ける。
- 大正12年郷里に帰国の後、大阪・堺に居を移す。
- 昭和27年より和歌山大学にて多くの後進を育てながら美術界に大きな足跡を残した。
- 1965年(昭和40年)74歳 逝去。
- 代表作に『母と子』『アンドレの首』『吉岡訓導殉職像』『和歌山県庁壁面レリーフ』
『紀陽銀行正面レリーフ四部作』名古屋市平和公園平和堂のレリーフと立像など。
保田春彦
- 1930年(昭和5年)彫刻家の保田龍門の長男として和歌山に生まれる。
- 東京美術学校を卒業後、フランスに渡り、次いでイタリアへ移る。
- 1968年に帰国し、武蔵野美術大学で教えながら、遺跡や建築を思わせる
- 思索的で緊張感漂う金属の抽象彫刻を発表し高い評価を得る。
- 2000年頃より抒情的な白い家型の木彫や膨大な数の裸婦デッサンに取り組む。
- 中原悌二郎賞をはじめとする受賞歴、展覧会、モニュメントなど数々の功績を残す。
- 2018年(平成30年)88歳 逝去。