073-482-1994

営業時間:10:00~18:00 定休日:水曜日
※展覧会期間以外は不定休有り

西村浩幸彫刻と象鯨彫刻家具展

西村浩幸彫刻と象鯨彫刻家具展

西村浩幸彫刻と象鯨彫刻家具展

 

暮らしの中のアートとして、木の存在感と手仕事ならではの魅力を
是非この機会にご体感くださいませ。

 

7/6(土)~7/21(日)

 

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

 

 

西村浩幸 略歴

 

1960年 大阪府生まれ
1986年 東京藝術大学卒業
2004年 第8回鹿島彫刻コンクール 銀賞
2008年 第10回鹿島彫刻コンクール 奨励賞
2010年 第10回大分アジア彫刻展 大賞
2016年 第14回鹿島彫刻コンクール 入選

 

西村氏の作品の元となる木は、有効利用されることなく多くは廃棄されてしまうものです。

ひとえに木と言っても、建築、家具、などに使われるものは特定の種類が決まっており、それ以外は雑木として扱われます。
西村氏はその雑木を用いて、力強く生命感あふれる彫刻作品へと生まれ変わらせます。

 

 

象鯨(ぞうげい)彫刻家具とは~

 

木彫作家、西村浩幸と里佳孝が制作・監修する「使える彫刻家具」です。
神奈川や伊豆半島、三重県大台町ユネスコパークなどの伐採倒木を使用、一本の木から削り出された作品は重量感と軽快さを併せ持ちます。

 

 

「あっちこっち」シェルフ/カシ/H72cm 「窟冬空(いわやふゆぞら)」オブジェ/ユーカリ/H110cm 「お塔さん」シェルフ/ニガキ/H120cm 「イタリアのおばさん」スツール/カシ/H48cm 「ガディスの丘のおじさん」スツール/ヒノキ/H43cm 「宇宙船」スツール/スギ/H46cm

令和元年 初夏の絵画セール

令和元年 初夏の絵画セール

 

令和元年 初夏の絵画セール

 

6/1(土)~6/16(日)

 

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

恒例、半期に一度の絵画セールです。
バラエティーに富んだジャンルの作品を多数取り揃えました。
今回は令和に変わり最初のセールとなり、更なる特別価格にて出品いたします。
お早い目のお問い合わせ、ご来廊お待ち申し上げます。

 

 

出品予定作家

 

ビュッフェ、ユトリロ、ローランサン、カシニョール、カトラン、アイズピリ、ワイズバッシュ、片岡球子、小倉遊亀、稗田一穂、千住 博、東山魁夷、平山郁夫、上村淳之、穐月 明、清水達三、浜口陽三、藤田嗣治、熊谷守一、中川一政、梅原龍三郎、織田廣喜、絹谷幸二、林 敬二、田伏 勉、和気史郎、小松 明、児玉幸雄、田淵安一、横尾忠則、元永定正、山本容子、村上 隆、畦地梅太郎、田中陽子、山中 現、名嶋憲児、川口軌外、保田龍門、原 勝四郎、米良道博、村井正誠、雑賀紀光、齋田武夫、八幡三郎 ほか

令和現代美術アート+アート展

令和現代美術アート+アート展

 

令和現代美術アート+アート展

 

4/27(土)~5/12(日)
5/1(水)、2(木)、8(水)は休廊

 

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

 

平成から令和へと変わる最初の展覧会は、現代アートのジャンルでさまざまな作家を紹介するシリーズ企画となります。
次代を担う若手作家や人気作家などの平面と立体作品を多数出品します。
お楽しみいただきますようご来廊お待ち申し上げます。

 

 

出品予定作家

 

泉 茂、関根美夫、元永定正、横尾忠則、村上 隆、湯川雅紀、北川宏人、呉亜沙、高松和樹、佐竹龍蔵、浅香弘能、横野健一、小林美佐子、山田彩加、佐藤香菜、U-die 他

土井久幸〈フランス紀行〉展

土井久幸〈フランス紀行〉展

土井久幸 〈フランス紀行〉 展
~新作DVDと滞在スケッチの発表~

 

4/13(土)~4/21(日)

 

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

 

昨年8月フランスにて、現地で描かれた臨場感溢れる油彩、水彩、クレパス画3作品の制作過程と取材風景を収録し、新作DVDとして編集いたしました。

今展は、その上映と滞在中に描きとめたスケッチ約30点をご覧いただきます。何卒ご来廊の程お待ち申し上げます。

※3種類のDVDとフランス滞在中のスケッチを展示販売いたします。

 

 

4会場を下記日程で巡回いたします。

 

4/13(土)~4/21(日)  画廊ビュッフェファイヴ
4/25(木)~5/6(月) M’sギャラリー12番丁 和歌山市十二番丁10番地 073-431-8255
7/2(火)~7/7(日) Gallery & Café AQUA 和歌山市満屋186-7 073-463-4640
7/10(水)~7/17(水) ギャラリー&カフェ~野路~ 伊都郡かつらぎ町妙寺126-37 0736-20-1256

 

 

受賞・表彰歴

 

1976年 和歌山市生まれ

市展「市長賞」
県展「知事賞」
関西独立展「関西独立賞」「新人賞」「関西独立賞」
全関西美術展「第二席」「読売テレビ賞」「佳作」
独立展「奨励賞」「新人賞」「佳作賞」

 

2013年
和歌山市文化奨励賞

 

2015年
第50回 昭和会展「昭和会賞」(日動画廊/東京)
菱川賞「優秀賞」「奨励賞」「優秀作家賞」
大桑文化奨励賞(大桑教育文化振興財団)

 

 

現在

 

独立美術協会準会員

日本美術家連盟会員

和歌山県美術家協会会員

 

画廊ビュッフェファイヴでの個展(2013,2015,2017)

 

 

「Fille」滞在スケッチより 4号 「Librairie」滞在スケッチより 4号 「サンジェルマン・デュ・プレ界隈」滞在スケッチより 4号 「シテ島を望む」滞在スケッチより 42×69cm 「パリの朝市」クレパス 10号(DVD作品) 「サンマルタン運河」油彩 10号(DVD作品) 「憩いの川辺」水彩 10号(DVD作品)

湯川雅紀 展 vol.5

湯川雅紀 展 vol.5

Masaki Yukawa Exhibition Vol.5
湯川雅紀 展 vol.5

 

3/30(土)~4/7(日)

 

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

 

2年半ぶり5回目の個展は、油彩と水彩作品を合わせた約20点の新作を発表。
当廊初の横長35×270cmの油彩作品の連作も出品いたします。
ご来廊の程お待ち申し上げます。

 

作家在廊日

3/30(土)、3/31(日)、4/4(木)、4/6(土)、4/7(日)

 

 

湯川雅紀 略歴

 

1966 和歌山県生まれ
1989 和歌山大学教育学部・美術専攻 卒業
1991 大阪教育大学大学院・教育学研究科・美術教育専攻 修了 その後 渡独
1996 ドイツ国立デュッセルドルフ美術大学・自由芸術科・絵画専攻 修了
    (ヤン・ディベッツ教授のもとでマイスターシューラー取得)
2001〜02 平成13年度ポーラ美術振興財団在外研修生としてドイツに滞在
2010 帰国 ※個展、グループ展多数

 

 

受賞

 

1998 「VOCA展’98」VOCA賞 上野の森美術館(東京)
2008 海南市文化奨励賞(和歌山・海南)
2011 和歌山県文化奨励賞(和歌山県)
2013 大桑文化奨励賞(大桑文化教育振興財団・和歌山)

 

 

パブリックコレクション

 

東京国立近代美術館(東京)
国立国際美術館(大阪)
東京都現代美術館(東京)
練馬区立美術館(東京)
横浜美術館 (横浜、神奈川)
和歌山県立近代美術館(和歌山)
カスヤの森現代美術館(横須賀、神奈川)
第一生命保険株式会社(東京)
独日センタービル(デュッセルドルフ、ドイツ)

 

 

「ドルフィン」  2019年 油彩・キャンバス 35×270cm 「マンボ」2019年 油彩・キャンバス 30号 「オウム返し」2019年 油彩・キャンバス 6号 「ゼブラ」2019年 油彩・キャンバス 6号 「葡萄」2019年 油彩・キャンバス 3号

樋勝朋巳 新作銅版画展/モノクロームBLACK&WHITE 展

樋勝朋巳 新作銅版画展/モノクロームBLACK & WHITE 展

樋勝朋巳 新作銅版画展
モノクロームBLACK & WHITE 展
同時開催

 

3/9(土)~3/24(日)

 

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

 

樋勝朋巳 新作銅版画展

 

今展は「blue」シリーズの9作品と、当画廊オリジナルエディション「手紙」シリーズ2作品の新作版画を出品します。

絵本の新刊『ペロのおしごと』と今まで出版された絵本をサイン入りでご用意しております。

 

 

樋勝 朋巳(hikatsu tomomi)

 

1969 長野県生まれ
1993 多摩美術大学美術学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業
1997 第5回プリンツ21グランプリ展
     ボローニャ国際絵本原画展(イタリア)
1998 第4回さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ展スポンサー賞
     第1回神戸版画ビエンナーレ展神戸新聞社賞
2000 クラコウ国際版画トリエンナーレ展(ポーランド)
     第5回さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ展スポンサー賞
2001 Made In Japan展(イギリス)
|    ・BRISTOL CITY MUSEUM
2002 ・BANKSIDE GALLERY
     ・ALFRED EAST ART GALLERY
2003 第4回イール・ド・フランス版画ビエンナーレ(フランス)
     松本市美術館ギャラリー個展(長野)
     セルビスギャラリー個展(大阪)
2005 イルフ童画館 個展(長野)
     ボローニャへの絵手紙 板橋区立美術館(東京)
2006 須坂版画美術館 個展(長野)
     第8回日本・ハンガリー現代版画展(長野)
2007 須坂版画美術館 樋勝朋巳・鈴木敦子版画展(長野)
2011 BRIDOGE2011(バンコク)
2012 星と森の詩美術館 樋勝朋巳・釣谷幸輝 二人の寓話展(新潟)
     テグアートフェアー(韓国)
2014 絵本「きょうはマラカスのひ」日本絵本賞 大賞
2015 絵本「フワフワさんはけいとやさん」ミュンヘン国際児童図書館「ホワイトレイブンス」推薦本
2015〜17 絵本「きょうはマラカスのひ」第25回プラティスラブァ世界絵本原画展

2000〜 毎年日本各地で個展・グループ展多数
2004〜05 「信濃毎日新聞」連載、内山 節『哲学の構想力』挿画担当
2013 絵本「きょうはマラカスのひ」出版
2014 絵本「フワフワさんはけいとやさん」出版
2017 絵本「クネクネさんのいちにち きょうはパーティーのひ」出版
2018 絵本「ペロのおしごと」出版

 

 

画廊ビュッフェファイヴでの企画

 

2002 個展(2Fセレクションギャラリー)
2005 個展
2006 個展/当画廊オリジナルエディション制作
2009 個展/当画廊オリジナルエディション制作
2011 二人展/当画廊オリジナルエディション制作
2014 個展/当画廊オリジナルエディション制作
     個展(日本絵本賞大賞受賞記念展)
2016 当画廊オリジナルエディション制作
2017 個展

 

 

樋勝朋巳「blue-9」2018年 エッチング、アクアチント、ドライポイント 39×30cm 樋勝朋巳「blue-10」2018年 エッチング、アクアチント、ドライポイント 39×30cm 樋勝朋巳「手紙3」2019年 エッチング、アクアチント、ドライポイント 30×39cm ¥27,000 樋勝朋巳「手紙5」2019年 エッチング、アクアチント、ドライポイント 30×39cm ¥27,000

 

 

 

モノクロームBLACK & WHITE 展

 

山中現「列」1982年 木版画 23×38cm

 

その他

 

鈴木敦子、山田彩加、高松和樹、西村 圭、石井 誠、藤田典子、伊藤亜矢美、サンデーB.モーニング、サム・フランシス、浦辺佳奈枝、重野克明、菅野 陽、本田征爾、元田久治、山本桂右 等

保田春彦〈追悼〉展/〜飾りたくなる木版画〜木目の旋律展

保田春彦〈追悼〉展〜飾りたくなる木版画〜木目の旋律展

 

保田春彦〈追悼〉展
〜飾りたくなる木版画〜木目の旋律展
同時開催

 

2/9(土)~2/24(日)

 

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

 

保田春彦 1930-2018

彫刻家の保田龍門の長男として和歌山に生まれる。
東京美術学校を卒業後、フランスに渡り、次いでイタリアへ移る。
1968年に帰国し、武蔵野美術大学で教えながら、遺跡や建築を思わせる
思索的で緊張感漂う金属の抽象彫刻を発表し高い評価を得る。
2000年イタリア出身の彫刻家でもある妻シルビアさんを亡くし作風が一変、
抒情的な白い家型の木彫や膨大な数の裸婦デッサンの制作に取り組みました。
中原悌二郎賞をはじめとする受賞歴、展覧会、モニュメントなど
数々の功績を遺されています。

 

緊張感と厳しさ、そして人間味あふれる純粋な優しさを内面に深く広くお持ちの先生でした。
今展は、小品のブロンズ、版画、裸婦デッサンと、妻シルビアさんの作品と共にご覧いただき
細やかな追悼展とさせていただきます。

 

 

保田春彦「白い風景 XV」2004年 ブロンズ 30×11×H10cm 保田春彦「遠い風景 №14」2002年 ブロンズ 4,9×4,2×H12,6cm シルビア・ミニオ=パルウエルロ・保田「聖母子像」 2006年 ブロンズ 10×10×H37cm

 

 

木目の旋律展

竹﨑勝代「浮遊する山際で」2018年 木版画 48,5×39,5cm 宮本承司「すしんかんせん」木版画 18×17cm 柿本俊文「流星のボード」2017年 木版画 22×17cm 伊藤亜矢美「散歩ともだち」2015年 木版、木彫、手彩色 台16×16/H22cm 山中 現「夜の帳」2014年 木版画 15×15cm 畦地梅太郎「老登山家」1978年 木版画 41×29cm 深水賀秀「巣立つ日」2017年 木版画 22,5×15cm

 

 

出品予定作家

山中 現、深水賀秀、竹﨑勝代、名嶋憲児
鈴木敦子、宮本承司、伊藤亜矢美、柿本俊文
横山貞二、柿崎 兆、畦地梅太郎 他

2019年新春 和歌山にかかわる作家たち展

新年あけましておめでとうございます。

 

2019年新春 和歌山にかかわる作家たち展

 

2019年新春 和歌山にかかわる作家たち展

2019年の新春は和歌山にかかわる作家たち展でございます。
川口軌外をはじめ 洋画を中心に、墨画、版画など 忘れ難い作家20名の希少な作品約40点を出品いたします。
ご高覧頂きますようご来廊お待ち申し上げます。

 

期間:2019年1月12日(土)〜1月27日(日)

画廊ビュッフェファイヴ

海南市大野中608-11 水曜休廊

TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303

AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

 

 

出品予定作家

  • 川口軌外 油彩
    原 勝四郎 油彩
    保田龍門 ブロンズ・油彩・レリーフ
    保田春彦 ブロンズ
    米良道博 油彩
    ヘンリー杉本 油彩
    村井正誠 油彩・版画
    楠本峻士 油彩
    園部邦香 油彩
    齋田武夫 パステル
    木下克己 水彩
    中村善種 油彩
    橘 喜久雄 水彩・パステル
    佐原 光 油彩
    雑賀紀光 油彩
    吉田政次 木版画
    清水武次郎 孔版画
    浜口陽三 銅版画
    日高昌克 墨画、彩色
    北 喜久子 墨画、彩色

 

 

 

川口軌外「静物」油彩 8号 川口軌外「静物(花)」1930年 油彩 3号(27×20,5cm) 原 勝四郎「バラ」油彩 ミニ(9×12,4cm) 米良道博「画家とモデル(キュービズム風)」油彩 15号

歳末絵画セール

ビュッフェ「マザグランカップに挿した花」リトグラフ 33×24cm
ビュッフェ「マザグランカップに挿した花」リトグラフ 33×24cm

歳末絵画セール

 

歳末絵画セール

 

恒例の歳末絵画セールです。 バラエティーに富んだ作品約150点を取り揃えました。
お早い目のお問い合わせ、御来廊お待ち申し上げます。

 

12/1(土)~12/16(日) 水曜休廊

 

 

出品予定作家

 

ビュッフェ、シャガール、デュフィ、ミュシャ、ユトリロ、ベン・シャーン、ジャンセン、カシニョール、 カトラン、アイズピリ、ワイズバッシュ、A.スペンス、片岡球子、小倉遊亀、奥村土牛、稗田一穂、千住博、東山魁夷、平山郁夫、上村淳之、穐月明、清水達三、浜口陽三、長谷川潔、藤田嗣治、熊谷守一、中川一政、梅原龍三郎、 小磯良平、山下清、小松明、児玉幸雄、佐藤勝彦(壺)、草間彌生、横尾忠則、元永定正、有元利夫、山本容子、 村上隆、松井冬子、山中現、名嶋憲児、川口軌外、保田龍門、米良道博、雑賀紀光、齋田武夫、橘喜久雄 ほか

日高昌克〈特別〉展

日高昌克〈特別〉展

 

日高昌克〈特別〉展

 

この度、某家蒐集品より日高昌克コレクション展を開催させていただく機会を頂きました。
充実感の高い蒐集内容は、昭和7年から30年代の軸装作品13点のご紹介となります。
何卒ご高覧頂きますようご来廊お待ち申し上げます。

 

11/3(土)~11/18(日) 水曜休廊

 

 

日高昌克(ひだか しょうこく)

1881年(明14)~1961年(昭36)

 

和歌山県御坊市の医師木村元壽の長男に生まれ、のち親戚の池田家を継ぐ。
日高は生地の地方名に因む画名。
昌克は医学を修め耳鼻咽喉科の医学者、医者としての業績をあげながら、美術の関心を次第に深め、大正初期から四条派の阪井芳泉などについて日本画の手ほどきを受け始めた。
やがて医師仲間と墨痴会を結成して芸術論議にふけり、同郷の野長瀬晩花を通じて国画創作協会の土田麦僊らとも交友を開始し、若々しい絵画運動の息吹に触れた。
富岡鉄斎に傾倒し古画と自然を師として独自の画風を築くべきことを諭されたのもこの頃である。大正10年には美術団体黒鳥社を興して意欲的に発表し、昭和2年には第6回国画創作協会展に入選、同展日本画部解散後は同協会の若手により結成された新樹社に参加した。この頃までの昌克は四条派、南画、北画、浮世絵などに多様な関心を示し、この習作期に吸収したものは後の日高芸術形成の糧となった。
昭和10年代に入って、画名を日高昌克とし、医業を廃した頃から、昌克の作品は写実を超えた精神の表現を求めて独自の世界を切り開いていく。
持病のリューマチの悪化に苦しみながらも戦後の昌克が描き続けた紀州の山並みは、純真な自然への感動が墨調と色彩のハーモニーを奏で、晩年に至って清新な生命感あふれる心境面へと深められた。
異色の水墨画家として蒐集家などより作品が動かず幻の作家と伝わったこともある。

 

 

「暮山平林図」1958(昭和33) 38.9×51.2cm 「山高水長図」1958(昭和33) 44.5×27.3cm 「叭々鳥」1949(昭和24) 34×49.3cm 「瀧」1949(昭和24) 54.5×38cm

BFギャラリー