各地に大きな被害を残した台風19号。
画廊周辺は問題なく過ぎました。
天候はあまり良くないですが、今展はあと一週間です。
この作品は、1940年(昭和15年)の雑誌「ホームライフ」12月号の表紙になったものと同じ構図と色で描かれたものです。
4号で縦横の違いはありますが、なかなか珍しい良品。今回初出品です。
営業時間:10:00~18:00 定休日:水曜日
※展覧会期間以外は不定休有り
各地に大きな被害を残した台風19号。
画廊周辺は問題なく過ぎました。
天候はあまり良くないですが、今展はあと一週間です。
この作品は、1940年(昭和15年)の雑誌「ホームライフ」12月号の表紙になったものと同じ構図と色で描かれたものです。
4号で縦横の違いはありますが、なかなか珍しい良品。今回初出品です。
5日より始まります。
今展、川口軌外の初出品作は油彩画の4号、8号、20号が2点。
合計20点の作品を展示しております。
現在、和歌山県立近代美術館で開催中の「時代の転換と美術」、「コレクション展2019-秋」でも川口軌外はしっかりと紹介されています。郷土作家として誇らしい作家です。
木版画・吉田政次(左)、墨・川口軌外(右)
どちらも1950年代の作品で、抽象表現の共通性を感じます。
今展は当画廊が顕彰する郷土作家の中からこの二作家を展観いたします。
共に有田郡吉備町に生まれ、絵画への追求心から活動の場を広げ、それぞれの分野で大きな功績を残しています。
川口軌外は初出品を含め油彩画を中心に約15点、吉田政次は木版画7点を出品いたします。
ご来廊の程何卒よろしくお願い申し上げます。
10/5(土)~10/20(日)
画廊ビュッフェファイヴ
海南市大野中608-11 水曜休廊
TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303
AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)
吉備町(現 有田郡有田川町)生まれ。
1912年画家を志し上京。1919~1929年にかけて二度渡欧。
佐伯祐三らとの出会いと、ルノアール、シャガール、ロート、レジェなど
美術史に名を残す画家たちに出会い多感に影響を受けながら自己を確立。
帰国後、美術界に抽象的構成を紹介した功績も大きい。
独立美術協会設立に参加。第一回和歌山県文化賞受賞。
吉備町(現 有田郡有田川町)生まれ。
1941年東京美術学校西洋画科卒。恩地幸四郎の強い影響により油彩から版画に転向。
端正な感動する木版を残し激しく夭折した惜しむべき作家。
1957年第一回東京国際版画ビエンナーレ新人賞受賞。
サンパウロビエンナーレなど各国の版画展に出品。
1969年ホワン・ミロ賞国際素描展大賞受賞。
2/9(土)~2/24(日)
画廊ビュッフェファイヴ
海南市大野中608-11 水曜休廊
TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303
AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)
彫刻家の保田龍門の長男として和歌山に生まれる。
東京美術学校を卒業後、フランスに渡り、次いでイタリアへ移る。
1968年に帰国し、武蔵野美術大学で教えながら、遺跡や建築を思わせる
思索的で緊張感漂う金属の抽象彫刻を発表し高い評価を得る。
2000年イタリア出身の彫刻家でもある妻シルビアさんを亡くし作風が一変、
抒情的な白い家型の木彫や膨大な数の裸婦デッサンの制作に取り組みました。
中原悌二郎賞をはじめとする受賞歴、展覧会、モニュメントなど
数々の功績を遺されています。
緊張感と厳しさ、そして人間味あふれる純粋な優しさを内面に深く広くお持ちの先生でした。
今展は、小品のブロンズ、版画、裸婦デッサンと、妻シルビアさんの作品と共にご覧いただき
細やかな追悼展とさせていただきます。
出品予定作家
山中 現、深水賀秀、竹﨑勝代、名嶋憲児
鈴木敦子、宮本承司、伊藤亜矢美、柿本俊文
横山貞二、柿崎 兆、畦地梅太郎 他
新年あけましておめでとうございます。
2019年の新春は和歌山にかかわる作家たち展でございます。
川口軌外をはじめ 洋画を中心に、墨画、版画など 忘れ難い作家20名の希少な作品約40点を出品いたします。
ご高覧頂きますようご来廊お待ち申し上げます。
期間:2019年1月12日(土)〜1月27日(日)
画廊ビュッフェファイヴ
海南市大野中608-11 水曜休廊
TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303
AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)
約30作家によるさまざまな抽象アートを集めました。
期間:平成30年9月8日(土)〜9月17日(月・祝)
画廊ビュッフェファイヴ
海南市大野中608-11 水曜休廊
TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303
AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)
「しろくまと北極」2022年 木版画 32,5×27,5cm
何故木版画でなければならないのか?
度々自問する中で答えがあるとするなら、やはり「木版画の力を借りる」ということに尽きると思います。
摺りのあと和紙をめくってみると、思いもよらない表情を生むときがあります。
制限があるからこそ、より自由な表現ができることがある。
それはいままで、自分のイメージを忠実に表現することを目標に絵を描いてきた私にとって、大きな驚きであり、また、ふと肩の力が抜けた瞬間でもありました。
期間:平成30年4月28日(土)〜5月13日(日)
画廊ビュッフェファイヴ
海南市大野中608-11 水曜休廊
TEL:(073)482-1994 FAX:(073)483-1303
AM10:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)
3年ぶり2回目の個展となる本田征爾の新作展と、
今回がデビューとなる柿本俊文の木版画展。
入魂の作品を揃えた期待の二作家同時開催でございます。
このゴールデンウイークに是非ご高覧いただきますよう
ご来廊お待ち申し上げます。
長岡京育ち、札幌在住。
主に透明水彩、アクリル、ガッシュ、油彩による平面作品、石粉粘土による立体作品等を制作。
素材やテーマ、コンセプトには特にこだわらずに、此岸と彼岸の狭間に、
ちょっと怖くて、愛らしくて、浮遊感のある、小宇宙的作品群を制作する。
何故木版画でなければならないのか?
度々自問する中で答えがあるとするなら、やはり「木版画の力を借りる」ということに尽きると思います。
摺りのあと和紙をめくってみると、思いもよらない表情を生むときがあります。
制限があるからこそ、より自由な表現ができることがある。
それはいままで、自分のイメージを忠実に表現することを目標に絵を描いてきた私にとって、大きな驚きであり、また、ふと肩の力が抜けた瞬間でもありました。